体を温める食材について🥕🥔
2020年11月4日
こんにちは!管理栄養士の中村です😊
晴れたり雨だったりと気候も不安定で、肌寒い日が続いていますが体調崩されてはいませんか?
冷え性の方にとっては、冬は大敵ですよね😂
寒い時には温かいものを口に入れたくなりますが、実は温かい食べ物や飲み物でも体を冷やしてしまうことがあるのです、、、
冷え性を和らげるには、体の中に取り入れる日々の食事や飲み物が重要となります✨
その見分け方についてお話しさせて頂きますね!
それには4つあり、1つ目は、育つ環境です!
寒い国では体に熱を吸収して蓄える必要があるため、体を温める果物や野菜が育ちます。反対に、南国では体内にこもった熱を下げるため、体を冷やす食べ物が育ちます。
2つ目は、地面の下で育つものか、上で育つものかです!
地下(地中)で育つものは体を温め、地上で育つものは体を冷やします。
冬に地下で育つ根菜類が多いのは、動物も人間も体を温める必要があるからで、夏に地上で育つトマトやキュウリ、スイカなどが多いのは、体を冷やしてくれるからだそうです!
旬の食べ物を食べた方が良いというのは理にかなっていますね!
3つ目は、発酵しているかどうかです!
発酵食品には体の代謝を良くする酵素が入っているため、発酵食品は体を温めます。発酵食品として代表的なものは、味噌や納豆、醤油、漬物、チーズやヨーグルトなどがあります。
4つ目は、色、形、成分、味です!
オレンジや黄色の野菜や果物は体を温め、白・緑・紫の食べ物は体を冷やします。
ただ、暖色系だけど体を冷やすトマトのような例外もあります😅
また、形でいうと小さいもの・丸いものは体を温め、大きいもの・細長いものは体を冷やします。
成分では、水分の少ないものは体を温め、水分の多いものは体を冷やします。
味では、塩や醤油を使った塩辛さを感じるものが体を温め、酢を使った酸っぱさを感じるものや化学調味料を使ったものが体を冷やします。
料理をする時は、素材だけではなく調味料にも気を配るといいですね!
以上の4つをまとめると、、
体を温める食べ物:冬が旬、寒冷地で育つ、地中で育つ、暖色系、水分が少ない、発酵食品
→ニンジン、カボチャ、タマネギ、レンコン、ゴボウ、ジャガイモ、自然薯、玄米、鮭、納豆、キムチなどとなります!
ただ、寒い時に体を温めるため、コーヒーや緑茶を飲む人も多いと思いますが、暑い国で育つコーヒーや製造工程で発酵していない緑茶や抹茶は、体を冷やす飲み物なのです、、
寒い時に飲むとさらに体を冷やしてしまうので気をつけましょう😌
体を温めるもの・冷やすものを正しく見分けて、冷え性対策に役立ててくださると嬉しいです!