歯並びは赤ちゃんの頃から
2019年05月10日
こんにちは。歯科衛生士の平井です。(*^-^)
ゴールデンウィークも終わってしまいましたね。
いい思い出が出来ましたか?
美味しいものを食べましたか?
美味しいものを食べられるのは健康な歯があるからですね。
今回は、赤ちゃんの頃からの食事で歯並びが変わってくるというお話をさせてください。
まずは授乳。
お母さん。授乳中にTVや携帯を見ていませんか?
そうすると、知らず知らずのうちに赤ちゃんがずり落ちたり、くわえ方が浅くなることで舌をうまく使えず、頬の力で飲むようになります。これがまず一つ目の歯並びが悪くなる原因です(>_<)
正しくは、深くくわえさせ舌の力だけで飲みます。
そうです。歯並びは哺乳の段階から始まっています。
次に離乳食。
なんと赤ちゃんは離乳食の時から、視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚の五感で食べています。
視覚はまだ狭いので、スプーンは上からや斜めから口に運んでも、何を食べているのか認識できません。
目の高さで見せてあげて、お母さんの「美味しいよ♩」という声かけで、楽しく食べることもとても大切です♡
スプーンの大きさも赤ちゃんの口に合っているか再確認してくださいね。
自分で座って食べられるようになったら、ぜひ手づかみ食べをさせてあげてください。
赤ちゃんの一口はお母さんが決めるのではなく、自身でかじり取って決めることが大事です。
私も三人の子育てをした身なので、片付けの大変さはよく分かります。ビニールシートでも敷きましょう(^^;
離乳食はいろいろな形や色や食感のものを並べてあげると、より五感を刺激し、たくさんもぐもぐ食べてくれます。
これが咀しゃく機能を発達させてくれ、きれいな歯並びにも結び付きます♫
そしてもう一つ大切なのが食べる時のイスや姿勢です。イスの場合、足がブラブラしていては噛む時に力がちゃんと入りません。
写真の様に背筋が伸び足がつくのがベスト。踏台や雑誌を重ねて工夫してみてください。
お皿を置くテーブルの高さも高すぎては食べにくく、あまり食が進まない原因の一つとなります。
もっといろいろな事をお伝えしたいのですが、また次の機会に。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^-^)