よく噛むには。
2019年05月17日
こんにちは(^O^)
だんだんと暖かくなり、夏が近づいてきていることを感じる日々ですね。しかしまだ涼しい日もありますので、体調管理には気をつけたいですね!
申し遅れましたが私、管理栄養士の谷地と申します。歯医者さんになぜ管理栄養士がいるの?
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
先のブログにもあるように、食べることと歯には関係があり、管理栄養士として食べることから皆さんのお力になれればいいなと思い、こちらに書かせていただきます。
まずは噛むことの大切さについてお話しさせてください。
よく噛むことは大事、というのはよく知られていることだと思います。
では、どのように大事なのか整理してみましょう。
①よく噛むことで唾液がたくさん出ます。唾液はデンプンを分解して消化吸収を助けます。また、ムシ歯予防にも唾液は大事な役割をしています。
②よく噛むことで味わいが口の中に広がり、美味しく食べられます。
③満腹感が得られ、食べ過ぎの防止に繋がります。
④噛む時に働く咀嚼筋が発達して骨も厚くなります。
などなど、よく噛むことのメリットはいろいろあります。
それではよく噛むためにはどうしたらいいのか、工夫をご紹介します。
①小魚などの煮干しや繊維の多い野菜(ゴボウ、レンコンなど)を食べる。よく噛まないと食べられないものですね。また、こんにゃくなどの弾力のあるものも良いです。
②野菜や果物を切る時に少し大きめに切る。大きな口を開けて噛みちぎってから食べます。
③ガムを噛む。ガムは噛んでも噛んでもずっと口の中にありますよね。キシリトール100%配合のキシリトールガムも店頭で販売していますで気になる方はスタッフにお声掛けください。
④食べながら水やお茶で流し込まない。食事中の水分は唾液があります。よく噛んで唾液をたくさん出して食べてみましょう。
などなど、いくつか挙げてみました。よく噛むことの大切さは伝わったでしょうか?
また、なんでもたくさん噛んで食べるというわけではありません。食べ物にはそれぞれの硬さや大きさがありますので、その食べ物に合わせて噛む回数も変わります。
今回の内容を食事中や調理中、買い物の時などにちょっとでも思い出してくれたら嬉しいです。
それでは最後まで読んで下さり有難うございました。